鹿島アントラーズ toe kick フットボールコラム

私が愛するクラブチーム、鹿島アントラーズについてメディアの報道や噂に対してあくまで個人的な意見や見解を述べるフットボールコラム

鹿島アントラーズ カシマサッカースタジアムへ

アジアチャンピオンズリーグ初めてベスト4をかけた対天津権健(中国)戦。2ー0勝利!そして大きいのがアウェイゴールを奪われずに勝ちきったこと。次の試合アウェイで負けたとしても0ー1なら文句なしの勝ち上がり、大きなアドバンテージを得た。あとでゆっくり試合を見直すとしよう。

 

この試合個人的に気になったことは観客の少なさ。13634人と発表されている。平日のナイトゲーム。しかも地方で開催されていることは百も承知だがこれはアジア最高峰の大会。少し寂しく感じるのは私だけだろうか。

 

私にとってサッカーは完全に日常生活の一部だ。平日仕事し週末は試合観戦で熱くなる。スタジアムに行くことに何のためらいもない。しかし試合を観に行ったことがない人にとってはスタジアムに試合を観に行くというのは少々ハードルが高いようだ。興味はあっても「クラブや選手への知識がない」・「いつも同じ人たちばかり来てる」等々…

これはスタジアムに行くということ=単純に90分の試合観戦にいくという認識が強いように思える。もちろん試合を通じて鹿島アントラーズというクラブを好きになってくれれば最高である。

 

初めて試合を観に行く人はおそらく人に誘われることがきっかけ。という人が多いだろう。

Jリーグではスタジアムグルメが有名である。食事の面または各イベントにて90分の試合以外にもお客さんを楽しませる努力をしている。しかしこれをヨーロッパに向けるとスタジアムの中に複合型施設が併設されていることが多い。例えば試合のない日はもちろん試合のある日も試合開始までの時間にショッピングを楽しめたりゲームセンターやボーリングで遊べるし高速道路も近くに通っているクラブもある。言わばスタジアム中心の街づくりである。ヨーロッパはスタジアムを建設する際に所有したスタジアムの借金をどのようにかえすかを考えている。要するに試合のない日も収益を確保しようとしている。日本のスタジアムはほとんどが県の所有物。年間通して収益を産むのはほとんど試合日であろう。(カシマサッカースタジアムの指定管理者であるアントラーズは日常から収益を上げている)ヨーロッパとは根本的に違うのかもしれないがスタジアムが生活の一部になりスタジアムに足を運ぶことが当たり前になればお客さんは増えるように思う。

 

そんな日がくるまで初めての人を誘って試合を観に行く時は誘う側が試合以外の魅力を伝えることが大事だと思う。


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満員のスタジアムは選手の後押しにもなるはずだ