挑戦者鹿島アントラーズ 天皇杯決勝 ヴィッセル神戸
12月20日(土)天皇杯準決勝、V長崎との試合が行われた。なんとか勝利し元旦に行われるヴィッセル神戸との決勝に進むことになった。
鹿島アントラーズはタイトル獲得20冠を誇るJリーグにおいて最多タイトルホルダーである。そして一発勝負にとてつもなく強い。
決勝戦で負けたのは2016年のクラブワールドカップでのレアルマドリード戦を除けば日本・アジアでの大会では2006年のヤマザキナビスコカップでのジェフユナイテッド市原戦まで遡る。
そこから11ものタイトルを獲得。内4つのJリーグタイトルを獲得した。つまり7回の決勝戦(ナビスコ・天皇杯・ACL )で全て勝利し優勝している。
ここからは個人的な見解である。
これほどまでに決勝・一発勝負に強いというのは「決勝戦に慣れているため実力を大舞台でも発揮できる」からだと考えられる。簡単にいうと大舞台での経験値だ。
しかしそのように考えると元旦に行われるヴィッセル神戸との決勝戦はこれまで直近7回の決勝戦に比べ明らかに不安材料が多い。
鹿島で優勝を経験してきた選手たちの海外移籍がとても痛かった。加えてヴィッセル神戸に在籍する選手の経験値の高さである。イニエスタ、ビジャ、ポドルスキー、フェルマーレン、西大伍、酒井高徳。
ワールドカップ・ヨーロッパチャンピオンズリーグでの優勝経験はもちろん、元・現代表選手が揃い明らかに大舞台での経験値は今の鹿島の選手以上である。
また年齢が高い選手が多く在籍するが一年通して戦うリーグタイトルよりも一発勝負に力を発揮する選手が揃っている。
鹿島としては元旦の優勝を経験できれば今シーズン他クラブから移籍してきた選手に優勝の経験が備わる。これからの鹿島アントラーズを考えると絶対落とせない!
挑戦者鹿島アントラーズとして勝ちに行こう。