鹿島アントラーズ toe kick フットボールコラム

私が愛するクラブチーム、鹿島アントラーズについてメディアの報道や噂に対してあくまで個人的な意見や見解を述べるフットボールコラム

鹿島アントラーズ スタジアム事業 鈴木秀樹事業部長

自分の人生の中で一度は会ってみたい・話しをしてみたいという人はだれにでもいると思う。
それがサッカーに限ったことであるならば私の中でパッと思い浮かぶのは2人。1人目はクラブのキャプテン小笠原満男。そしてもう1人はクラブを裏方で支えクラブの収益獲得のために日夜努力を続ける鹿島アントラーズ事業部の長、鈴木秀樹事業部長である。

以前、事業部長が某企業にて行ったセミナーについての記事を読んだことがある。
そのセミナーでキーワードとなった言葉が「グローカル」である。グローバルとローカルをかけた言わば造語。ざっくり簡単に言うとローカルに根差しながらグローバル水準の経営を目指すということ。個人的にはここに鹿島の強さがあると考えている。強いクラブを作るにはどうしても売上を伸ばすことが必要。人口僅か45000人から誕生したこの地方のクラブは常に切磋琢磨しもがいている。
その一つのアイデンティティがスタジアム事業だ。指定管理者の権利を得てからは試合のない日でもカシマスタジアムを使用し収益を上げることを考え現在までに様々なスタジアム事業を展開している。

ボルタリング設備もあるフィトネスジム、歴代の戦いの中で勝ち取ってきたタイトルを実感できるサッカーミュージシアム、女性が喜ぶスキンケア事業、チームのドクターが診察を担当するスポーツクリニック等々…(ターフプロジェクトについてはまた別の機会に書こうと思う・温泉も楽しみ)

これらは全て単純に売上を伸ばし収益を得ようとしているだけではなく地域の活性化・還元のためだ。
しかし私もそうだが地域への最大の還元はクラブが強いこと。そのためには結局、収益を上げる必要がある。現在、鹿島アントラーズの収益の4本目の柱として稼働しているスタジアム事業を今後もっと大きく展開する必要があるだろう。

個人的には事業部長と一度話してみたい。