鹿島アントラーズ 安部 安西 海外からオファー
来シーズン、再来シーズンの世代屈指の若手の内定が決定し喜んでいたのもつかの間、安部にはスペインから、安西にはポルトガルからそれぞれオファーがあることがわかった。
今回の話しで実際に移籍するかどうかは別としてもシーズン中に主力を引き抜かれるのは本当に痛い。
2016年シーズンのJリーグ、結果的に優勝したが主力へと成長を遂げたカイオがシーズン中に移籍しそこからはなかなか勝てなくなった。当時の2ステージ制・チャンピオンシップにより奇跡的な優勝を成し遂げたが確実にチーム状況は一変した。
今後も毎シーズンのように主力へと成長したばかりの選手の海外流出はさけられないであろう。今や時代の流れとなっており、クラブもサポーターも覚悟しているところである。選手としても実際にオファーがあれば短い選手人生の中で挑戦したいと思うのは自然なことであるし仕方ない。
しかしタイトルを常に狙うクラブであり続けるためにシーズン途中の流失は絶対に対策が必要だ。
例えば、毎年のように新人・移籍組問わず世代屈指の選手が入団するのであれば成長スピードを上げ、すぐさま戦力に育てる必要がある。j2に武者修行にでている若手がいるが鹿島に何かあった時、すぐさま対応できるように自前で育てる必要があるだろう。そのように考えると鹿島もセカンドチームを要して欲しい。もしかしたらクラブとしても構想はあるのかもしれない。個人としては実現して欲しいところである。
現在、ケガ人の多さに次ぐ問題だ。
しかしここをクリアできればもう一段階上のクラブになれるだろう。是非ピンチをチャンスにかえて欲しいところである。