鹿島アントラーズ toe kick フットボールコラム

私が愛するクラブチーム、鹿島アントラーズについてメディアの報道や噂に対してあくまで個人的な意見や見解を述べるフットボールコラム

鹿島アントラーズ サイドバック

昨日行われたACL準々決勝away天津権健戦、0ー3で見事勝利。クラブ史上初ベスト4進出を決めた。今年はworld cup yearにて例年以上に過密日程。連戦が続く中、本当に素晴らしい。またここに来て新戦力セルジーニョ、チョン・スンヒョンの両選手がクラブに馴染み成果が出てきているように思う。クラブとしてはこのまま勢いをつけたいところである。

 

それにしても鹿島のサイドバックは層が厚い。特に右サイドにそれを感じさせる。9月14日に行われたホーム湘南ベルマーレ戦で先発し2アシストを記録した西大伍と中3日で行われ昨日先発しクラブ2点目のアシストを記録した内田篤人。西はJリーグ2017シーズンのベストイレブンであり国内組で望んだEAFF ーE1フットボールチャンピオンシップ2017(旧東アジア選手権)の日本代表(ケガで辞退)に選ばれている。またクラブ状況に応じて複数のポジションをこなし抜群のサッカーセンスから最近ではゴールに直結する能力が際立ち明らかにクラブを助けている。対する内田は絶妙のタイミングで飛び出すオーバラップとドイツで培われた1対1の意識の強さ。なんと言っても国際経験がずば抜けている。2010年南アフリカ、2014年ドイツ大会のworld cup日本代表。さらにクラブはもちろん海を渡った日本人の中でヨーロッパチャンピオンズリーグ出場試合数は香川真司についで2番目に多く最高成績はベスト4と歴代1位である。日本代表でポジションを争っていてもおかしくない選手が同クラブに在籍している。2人についで伸び盛りの伊東幸敏が虎視眈々と出場チャンスを伺っている。(現在はケガの治療中)2人もウカウカしていられない。

 

強い時の鹿島は激しいポジション争いがある。クラブとしてもサポーターとしてもこれは大歓迎でありレベルの高い争いを繰り返し、結果的に層の暑さに繋げてもらいたいところである。

サイドバックは鹿島の顔でありそれは初出場した1998年world cupフランス大会で右サイド名良橋晃、左サイド相馬直樹の日本代表サイドバック鹿島コンビ時代から伝統として受け継がれているように思う。

今後、次世代を担うであろうサイドバックの登場は下部組織からの昇格か、所属している選手のコンバートか、あるいは他クラブからの選手獲得か…

いずれにせよ生半可では務まらない。