川崎フロンターレACL敗退に思う
2019年シーズンのACLにおいて川崎フロンターレのグループステージ敗退が決定した。
これにより各方面からの様々な意見やライターの記事を目にする。
私は鹿島アントラーズサポーターであるが1クラブを愛する者として私の意見を述べたい。
まず「今年こそはACLを!!」と意気込んだサポーター、結果的に敗退が決まり落ち込んでいるところに勝手な記事をチラホラ目のあたりにし、好き放題書かれる川崎サポの気持ちが痛いほどよくわかる。
記事の中には、鹿島や浦和に比べると熱量が足りないだとか、今年も内弁慶だったとか何言ってんの?と思うものばかりだ。そんなこと結果論で何とでも言える。もっと面白い記事をライターには求めたい。
ここからは選手起用について
個人的に2019年シーズンの川崎は2017年シーズンの鹿島によく似ているように思う。あくまでここまでのシーズン序盤の話しであるが2017、2018シーズンと川崎はJリーグを連覇している。
優勝をするというのは「Jリーグで一番完成されたチーム」だと認識している。ここに新しいスパイスとして新シーズンから助っ人外国人を獲得し試合に使う。ここまでは当たり前の話しであるがシーズン序盤に限って言えば「Jリーグで一番完成されたチーム」に貢献してきた選手を使うべきだと思う。新加入選手があまりにフィットしているとかであれば話は別だが。レアンドロ・ダミアンはようやくエンジンがかかってきた。
2017年シーズンの鹿島は2016年シーズンにJリーグを劇的な形で優勝しそのまま天皇杯優勝、さらにはクラブワールドカップで準優勝となった。まさに「Jリーグで一番完成されたチーム」であった。新シーズンからはペドロジュニオール、レオシルバ、レアンドロが加入した。ペドロジュニオールは馴染めずその後退団。レアンドロ、レオシルバは今でこそ戦力であるが当時は先発だったりベンチだったりと明らかに昨シーズンの良いところがチームとしてチグハグし継続出来ていなかった。結果、今回の川崎と同じようにACLグループステージ敗退となった。当時の石井監督は解任。当時とても残念な思いをしたことを覚えている。
Jリーグではシーズン後半に挽回できてもシーズンの序盤に国際大会のグループ予選があると大型補強をしたとしても序盤からチームにフィットするかは不透明である。
「牛丼に生卵をいれるのは食べ始めた直後ではない」例えに無理があれば申し訳ない笑
経営規模として本当の意味で2チーム分の戦力を整えるのは今のところ難しい。
とにかく川崎サポーターにはJリーグのライバルクラブとして下を向かずに頑張ってもらいたい。お互い切磋琢磨しようではないか!!
鹿島だってようやくとれたタイトルだ。熱量ではない。内弁慶でもない。
そして鬼木監督には元鹿島の選手としてこの逆境を背に頑張ってもらいたい!