鹿島アントラーズ toe kick フットボールコラム

私が愛するクラブチーム、鹿島アントラーズについてメディアの報道や噂に対してあくまで個人的な意見や見解を述べるフットボールコラム

鹿島アントラーズ ジーコ

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言わずと知れた鹿島アントラーズのレジェンドであり礎を築いた人物。

Jリーグ2018シーズン後半から鹿島にテクニカルディレクターとして復帰することとなった。今シーズンの低迷する成績からクラブがジーコに復帰をお願いした。との見方が出ている。実際、私の周りや某掲示板によると今回の人事にざっくり言うと「結局ジーコに頼っている・ジーコが出てこなければいけない状況に陥っている」などのコメントがみうけられた。

これらはあくまでも個人的な意見なので否定することはしない。しかし現在、鹿島を率いている鈴木満強化部長は鹿島で強化部長の職を20年以上つとめタイトルを圧倒的に獲得してきた。(19冠)これは超×3が着くほど優秀な強化部長だと思う。

ここからは私の個人的な見解であるがJリーグは今完全に変革期にある。きっかけは巨額放映権の獲得。各クラブに分配されてきた分配金の増額に加え成績上位のクラブに与えられる理念強化分配金の設立。これらにより各クラブの強化方針が見直される可能性が極めて高い。また噂レベルではあるがはやければ来シーズンからの外国人枠撤廃などプレーする側も見て楽しむ側も環境が大きく変化するだろう。クラブ内の競争は一層激しくなり本当に外国人枠撤廃となれば11人全員が外国人となる可能性だってある。これは人によってはレベルが高い試合を観戦できる喜ばしいこと、もしくは日本のリーグなのに日本人が出場していないまたは日本人が育たないなど様々な意見があると思う。

変革期にあるJリーグにおいて鹿島アントラーズというクラブが時代の流れとともに今後どのようにバージョンアップしていくのか、ジーコと共にこれからのJリーグを勝ち抜く為の強化の方向性を照らし合わせていると思う。例えば外国人枠は何名まで使う?どこのポジションで使う?ブラジル人・韓国人以外の選手の獲得は?日本人はどうやって育てる?セカンドチームは必要か?などいくらでも想像出来る。むしろ個人的にはこの想像がめっちゃ×2楽しい!

話しは逸れたが要するに単純に目先の戦術や選手育成のための召還とは思えないし低迷してると言っても2017年シーズンこそ無冠に終わったが2016年シーズンはリーグタイトル・天皇杯を獲得。クラブワールドカップ(準優勝だが日本のクラブが世界を驚かせた)むしろ9冠から10冠にたどり着くのにかかった時間・苦しみは今の比でない。(本山の背番号に届いた時は本当に感動した)

今までの鹿島はあくまで日本人が中心であり足りないところを外国人で補う。個人的には今後どのようにクラブが変化し強くなっていくか楽しみで仕方ない。