鹿島アントラーズ 伝統
昨日行われたJリーグhomeセレッソ大阪戦。1ー0で勝利した。
今までのブログでも触れてきたが今シーズンの鹿島は超過密日程。国内の大会に加えACLと平行して戦っているがワールドカップ開催に伴い中2、3日での試合を当たり前かのようにこなしてきた。
そんな中、見事ACL決勝戦に進出することが決まっている。昨日行われた10月31日Jリーグhomeセレッソ大阪戦から中2日で11月3日ACL決勝第1戦homeペルセポリス戦、さらに中2日、11月6日にはJリーグaway柏レイソル戦、さらに中3日(しかも半日かけてイランへ移動)で11月10日には運命のACL第2戦awayペルセポリス戦が待っている。
試合日程を改めて確認しても笑える。
対する決勝戦の相手ペルセポリスはしっかり事前合宿を経て鹿島に乗り込むそうだ。
Jリーグ側はもう少しどうにか出来なかったのか…
日本の代表で国際大会に出ているというのにやるせない気持ちでいるのは私だけなのか…
ACL決勝戦はもちろん重要だがJリーグでも3位以内に入らなければ今シーズンACL優勝しても来シーズンのACLに出場できない。つまり過密日程ではあるが結果を残さないといけない。
少々愚痴になってしまったが話しを元に戻そう。
上記のためターンオーバーを採用し水原三星戦からスタメン9人を入れ替えた。昨日の試合は今まで試合に絡んでこなかった選手たちがスタメンに並んだ。見慣れない背番号がピッチで躍動し勝利した姿に今シーズンが改めて総力戦であることを感じた。
そして鹿島の「伝統」。総試合出場数が一桁代の選手がスタメンに並ぶなかでボランチには小笠原キャプテン、永木が並びセンターバックには昌子、犬飼がコンビを組み最後方にはクォン・スンテが構えた。
若い選手たちに自由にやらせて経験のある選手たちが要所で締める。ざっくり言うとそんな試合だったように思う。
昨日の試合、正直言うと勝てると思わなかった。決して少数意見ではないだろう。しかし試合内容がよくなくても最後は勝利する。
ジーコのクラブに植え付けた勝ちに徹するという「伝統」は若鹿たちにもすでに根付いているのかもしれない。